荘厳なきつねの嫁入り行列

 

 

美濃市安毛(あたげ)の永昌院できつねの嫁入り行列が行われました

◎岐阜県美濃市のNPO法人四つ葉のコウゾが主催するきつねの行列は、『関・美濃むかし物語』『安毛のたぬき』を基に桜の咲く季節の週末に安毛(あたげ)の永昌院で行われ、岐阜県出身の作曲家・藤掛廣幸氏作曲の歌を織り交ぜた荘厳な物語として披露されます。

 

◎美濃市ならではの和紙で作った衣装で登場する出演者のほか、スタッフも含め多くのボランティアによって支えられています。

 

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◎きつねの嫁入り行列は2019年が3回目で3月30日(土)に行われました、本来は永昌院の駐車場で計画されましたが、あいにくの雨で場所を永昌院の本殿に変更されましたが壮大な嫁入り行列でした。

 

◎始まりは、語り部の後藤博見氏が下駄屋の行商人に扮して登場し、「もうすぐ美濃祭りだと言うのに、今日は下駄が1足も売れないな~」 「もう家に帰って酒でも飲もうかな・・・」 と言っていると、後ろの方から何やら聞こえてくる・・・と、そこで藤掛廣幸氏作曲の女声合唱の歌声とともに数十人のきつねの嫁入り行列が登場してきました。

 

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◎下駄屋の行商人に扮した後藤博見氏の語りは、身のこなしと絶妙な間をとったお話が素晴らしく聞き入ってしまいます。

 

◎そして、美濃市の3つの合唱団で編成された女声合唱は、しっとりとした中にも荘厳な歌声で、山あいの夜にきつねの嫁入り行列が物静かに行き交う情景が思い浮かべられ聞き入りました。

 

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※下有知でも十を超える民話が残されています。

なかでも烏帽子岩の民話は何処にでも有るようなお話ではなくて“下有知独特の昔ばなし”と思われます。

烏帽子岩の民話は下記のサイトで見られます

https://shimouchi.jp/xoops/modules/xpress/?p=3019

 

※烏帽子岩にまつわる昔ばなしが、このような音楽劇になると良いですね。

 

しもうちホームページ

高橋正次

 

 

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