山王山八十八体のお地蔵さんのよどかけを作って頂きました
山王山には四国八十八箇所めぐりが出来るように、170年前の1849年(嘉永2年)江戸時代末期に設置された88体のお地蔵さんの他、合計で100体の石仏が鎮座されています。
私達が山王山の整備を始めるまでは登山道は木々が生い茂り、1番から3番までのお地蔵さんは何処に有るのか行方が判りませんでした。
お地蔵さんのよどかけも古いものが泥にまみれて埋もれていました。
登山道の整備が進むにしたがって、女性の方々が新しくお地蔵さんのよどかけを作って頂き、現在では100体の石仏すべてによどかけが掛けられています。
しかし、雨に打たれ紫外線の影響では1年も経過すると色があせ、或いは紐がちぎれてしまいます。
このたび真新しいお地蔵さんのよどかけを50枚ほど作って頂きました。
ご協力頂きました3名の皆様をご紹介します、ありがとうございました。
下有知の石原孝子さん
下有知の三輪ツヤ子さん
下有知出身の藤吉和子さん(加茂町加茂野在住)・・・33番の石仏はご祖先の三輪外次郎さんが江戸時代に寄贈されました
お地蔵さんには登山者が台座にお金がお供えされています、或いは山王山山頂に向山神社のお賽銭箱を設置していますが、2018年には1,091円寄せられました。
この1,091円のお賽銭は向山神社にお供えいたしました。
2018年12月24日
山王山遊歩道整備計画準備会
高橋正次
88体石仏群の小径の登山道整備を11名で行いました
山王山山頂のヒノキで作った3つのベンチを座りやすいように上面を平に削りました。
石仏群の小径には枯れた竹が数多く立ち枯れしてそのまま残っています。
竹は枯れても幹が軽く、しかも沢山の枝が伸びているので雑木にひっかかり地面まで倒れてきません。 それが先の台風の風でまとまって倒れ4箇所で登山道をふさぎ通れなくなりました。
これ以上竹の広がりを抑えるためには、タケノコが出た段階で採り竹となることを止めなければなりません。
前回の整備では枯れて立ったままの竹を取り除きましたが、今回の第17回整備では竹と雑木の間引きをして春にタケノコを採りやすくしました。
88体石仏群の小径のほんの一部の区域の処理に、十数名の人数で2回の整備が必要でした。
この経験を来年度以降の作業計画の参考にします。
こうして立ち枯れした竹を取り除き雑木の間引きをした事により、登山道には木漏れ日がさすようになり明るい88体石仏群の小径となりました。
2018年12月2日
山王山遊歩道整備計画準備会
高橋正次
第16回山王山登山道整備を行いました
2018.09.04年の台風21号で倒れた木々のあと片付けは、これまで2か月の作業できれいになりました。
88体石仏群の小径の4か所で道が完全にふさがれて通れなくなった原因は枯れた竹です。
竹は枯れても幹が軽く、しかも沢山の枝が伸びているので雑木にひっかかり地面まで倒れてきません。 それが台風の風でまとまって倒れ登山道をふさぎます。
今回の第16回整備では、まず登山口近くの限られた範囲で、枯れて立ったままの竹の処理と雑木の間引きをして、来年度以降の作業の参考にしたいと考えました。
実際に行ってみると、枯れた竹の処理に多くの時間がかかり、間伐までやり切る事が出来ませんでした。
登山口近くの限られた範囲の残った作業は、12月の登山道整備でもう一度行い、来年度以降の作業計画の参考にします。
今回から、小瀬地区にお住いの小沢さんご夫婦が自主的に参加したいただき “山の整備は楽しいものですね・・・” と感想をいただきました。
また、小沢さんの奥さんが最後に全員に抹茶のサービスをしてくださいました。
そして12名の参加者で記念写真を撮りました。
台風21号により、八幡神社からの登山道と下有知からの登山道の合流点に3本の杉の大木が道をふさいでいましたが、素人では手に負えないので業者の方にお願いし、それを使って橋をかけていただきました。
2018年11月4日
山王山遊歩道整備計画準備会
高橋正次
第14回整備は2018.09.04 の台風21号で倒れた木々のあと片付けを行いました
88体石仏群の小径ではヒノキの大木が根こそぎ倒れていました、少人数では出来ないのでこの第14回整備を待ってきれいになりました。
山王山山頂ではヒノキの大木が3本なぎ倒されましたが、下有知の食堂“やま”のご主人の山藤裕行さんは電動ノコの扱いが上手で奮闘していただき、すべてきれいになりました。
広場で根こそぎ倒れた2本の木も皆さんの力ですっきりとなりました。
他にも88体石仏群の小径のいたる所で枯れた竹が倒れ道をふさいでいましたが、私たちの知らぬ間に三輪欽吾さんが自主整備で取り除いて頂けました、ありがとうございました。
山一工業株式会社の山田康夫さんにプレゼントしていただいた、山王山のステンレス製の文字を取り付けました
ちょうど完成したところに、関市と岐阜市から素敵な女性が来られ、看板完成の第1号の登山記念の写真を撮りました
樹齢100年のヒノキの大木を腰かけられるようにしました
山王山山頂のケヤキで作った看板は、ケヤキ板は紫外線の影響で黒くなり墨で書いた文字が目立たなくなりました。
友人に相談したところ、山一工業株式会社の山田康夫さんがレーザー加工して分厚いステンレス板で作りプレゼントして頂きました、ありがとうございました感謝いたします。
1年前にヒノキで作った山王山山頂のベンチは、ようやく乾燥したので防腐剤を塗りました。
台風21号のあと片付けは、今回で6回の作業を重ねました。
まだ1か所、八幡神社からの登山道と下有知からの登山道の合流点に3本の杉の大木が道をふさいでいますが、素人では手に負えないので業者の方にお願いする予定です。
2018年10月14日
山王山遊歩道整備計画準備会
高橋正次
2018.09.04 の台風21号の強風で山王山にも倒木の被害がありました
山王山山頂ではヒノキの大木が3本なぎ倒されました。
88体石仏群の小径ではヒノキの大木が根こそぎ倒れました
.
広場では2本の木が根こそぎ倒れました
他にも各所での倒木や枝の散乱が激しく、特に枯れた竹がいたる所で登山道を寸断しました。
これらのあと片付けのために5回の作業を重ねていますが、まだまだ終わっていません。
見晴らしの良い長良川展望地にはベンチを設置して、ゆっくりと休められるようにしました
北方面の展望 南方面の展望では水面に映る小瀬橋がきれいです
2018年10月8日
山王山遊歩道整備計画準備会
高橋正次