12月10日に、東志摩で飼育されていたイノシシから豚コレラの感染が確認されました。このため、同日に下有知ふれあいセンターにて住民説明会が開催され、イノシシの殺処分及び埋却処理などの防疫措置などについて県より説明がありました。
説明会では、出席者から埋却地周辺の水への影響が心配される意見が出ましたが、適正な方法で埋却するため心配はないとの回答でした。
以下は、当日配布された資料の一部です。
豚コレラについて
1 原因(病原体)
豚コレラウイルス(フラビウイルス科ペスチウイルス属)
2 感受性動物
豚、いのしし
3 症状
発熱、元気消失、食欲減退、便秘、下痢、結膜炎、歩行困難等を示す。強い感染力と高い致死率を特徴とする。
4 発生状況
(1)国内
明治21年、北海道にて国内初発生(発生頭数不明)
その後、全国で断続的に発生
直近では、平成4年、熊本県にて発生(5頭)
(2)海外
近年では、アジアを中心に広く発生がみられる。
5 人体への影響
豚コレラは、豚、イノシシの病気であり、人に感染することはない。
また、感染豚の肉を摂取しても人体に影響はない。
平成30年12月11日
しもうちふれあいまちづくり協議会 山口