関市無形文化財の獅子舞を上演

 

令和元年関市獅子舞大会

令和元年10月27日に第64回関市文化祭のイベントとして、獅子舞大会が関市文化会館大ホールで開催され、下有知獅子舞保存会は、悪魔祓いと傾城阿波の鳴門[子分かれの段]を上演しました。

今年は三味線、歌謡浪曲との共催になり、刀舞連の松田一子さん(下有知5区)が長編歌謡浪曲「岸壁の母」を熱唱されました。
 

悪魔祓い。獅子舞は下有知中学校1年の八木悠太君です。

獅子芝居、傾城阿波の鳴門[子分かれの段]。
巡礼は下有知小学校3年の横山もえちゃん、獅子はお父さんの横山英俊さん(下有知7区)で親子共演です。
 
 

獅子芝居は、文楽や歌舞伎等から取り入れた文化に神楽独自の歌や振り付けを組み合わせて生まれ、江戸時代に民衆の娯楽として広く親しまれるようになったようです。さらに、五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災、商売繁盛を祈願する獅子舞が定着し、今日に至るまで受け継がれてきました。
関市の獅子舞(獅子芝居)は、郷土芸能として昭和45年10月に市の無形文化財に指定されています。

下有知獅子舞保存会では、関市無形文化財の獅子舞を継承していただける方を募集しています。
興味のある方は、下有知ふれあいセンター(電話:0575-25-2020)にお問い合わせください。

女性の方、歓迎です。
獅子舞に関する記事は こちらの「下有知獅子舞保存会」からご覧いただけます。》

令和元年10月31日 下有知獅子舞保存会

高地における健康づくりのための調査 石仏と紅葉ウォーキング in 飛騨高山

 

岐阜協立大学 篠田知之准教授の参加要請を受けて、高山市高根町日和田地区の高地における健康づくり調査に下有知から4名が参加しました。 2019.10.27(日)~28(月)

 

主催:(一財)飛騨高山大学連携センター
連携:岐阜協立大学
【調査の目的】
〇 標高1,300m程度のエリアにおいて高地における健康づくり調査
〇「標高が与える健康の調査」や「高齢者等にも負担の少ない高地での健康づくりのあり方」などの可能性について調査
〇 標高が健康に与える影響を科学的に検証するため、運動中の心拍数や酸素飽和濃度などの測定、また心理的なアンケート調査

〇スタッフのみなさん:
篠田知之 岐阜協立大学 准教授 …引率者

足立真樹 一般社団法人 飛騨高山大学連携センター主任研究員 …現地対応者

小坂 守 公益社団法人 飛騨高根観光協会長 …ガイド

中井剛彦 高山市役所 高根支所次長 …カメラマン

 

 

閉校となった日和田小学校が飛騨高山御嶽トレーニングセンターとなりました

出かける前にさまざまな測定と心理検査を、岐阜協立大学 篠田知之准教授 と 飛騨高山大学連携センター 足立真樹主任研究員に行っていただきました

 

☆令和元年10月28日(月)行程

午前9時30分 飛騨高山御嶽トレーニングセンター集合・説明

 

午前10時 飛騨高山御嶽トレーニングセンタースタート
〇日和田地区: 下村の祭場-日和田の血取場-田の神像-馬大尽旧原家-延命地蔵堂-一位森八幡神社-牧坂商店
午前11時30分 飛騨高山御嶽トレーニングセンター到着

 

午後13時15分 飛騨高山御嶽トレーニングセンター出発
〇日和田地区~小日和田地区: 前坂峠の石仏群-覚命堂-前坂峠南坂-森越八幡神社-馬頭観世音像等-小殿丸の墓-千人塚
〇留之原地区: 山の神-池ヶ原馬頭観世音
午後15時 飛騨高山御嶽トレーニングセンター到着

 

イチイの原生林碑があります

のどかな日和田地区を歩きます

驚くほどの石仏が点在しています

 

少し冠雪した乗鞍岳がきれいです      歩行中にも指には計測器を付けて歩きます

 

☆『飛騨の木曽馬と軍馬で財を成した馬大尽(うまだいじん)の原家〛

 

平家一門の専横に怒り平家追討に挙兵した木曽義仲(1,154~1,184年)の時代に、阿多野郷と言われた現在の高根・朝日に木曽馬の放牧飼育が盛んになりました。 この当時の軍勢の優劣は優秀な馬の数と騎馬戦が勝負を左右し、平家の探索の届かない飛騨山中で木曽馬の分散飼育をして軍備を整えていました。

 

阿多野郷の農民も、それによって貧しい寒村から徐々に馬力耕作・馬肥により作物の収量も上がり、馬も野山で鍛えられて両徳でした。 その飛騨の木曽馬の頭数は千頭以上とも言われました。
平家追討に挙兵した木曽義仲は信濃の初戦で平家方の城兵4万の兵をわずか3千余りの騎馬軍にて勝利し、その勢いをかって、北陸路より京の都に入り平家一門を追討し、朝日将軍と称えられました。

 

その後に戦国期の戦乱の世になり、再び軍馬の生産が盛んになりました。
飛騨三木氏の家臣で阿多野郷の豪族・桧田(ひわだ)次郎左衛門の系譜が原家で、馬小作制により築いた財力を基に塩・米・魚等の売買を盛大に行い、江戸時代中期の宝暦の頃より阿多野郷の大庄屋として名字帯刀を許され原助次郎と名乗り、豪壮な邸宅に住んでいました。

 

明治維新となった時、原助次郎は新政府に金百両を寄付したとの古文書が発見されました。(現在小判1枚20万として2千万円)。
しかし、明治2年の梅村騒動により家屋や蔵が打ち壊され、鎌倉時代から続く貴重な文献や美術品が焼失しました。

 

栄華を極めた原家の門と屋敷跡が見られます

 

明治30年代に全盛期を迎えた原家は、明治政府の富国強兵により軍馬供給で財を成し、親馬は最盛期1,700頭・小作馬を合わせると3,000頭余りの木曽馬を所有し、穀倉には小作米が1,000俵に達したと言われ、屋敷の前の河川には直径18尺の水車小屋11棟が並び壮観であったとのことです。

 

1922年の原家は、当時の増田郡筋一番の大地主で耕作面積50町歩と記録に有りましたが、当主原助次郎が昭和2年(1927年)に亡くなって3年後の昭和5年(1930年)に、木曽馬の凋落そして昭和恐慌が襲い突然倒産しました。
現在、往時の豪邸を偲ぶものは、総けやき造りの正門と伊那の名工が明治39年に作ったカラ積みの宝来門が100年以上経った今も寸分違わず同じ佇まいを見せています。

 

日和田では木曽馬は家族同様に飼われ、南側・東側の一番良い場所に位置し、人々の暮らしを支え、温和な性格で愛らしい馬でした。 この馬の安全と供養を願って建てられた馬頭観音碑と御岳山の山岳信仰から、石神仏が600体を越えて今も大切に祀られています。

日和田には埋蔵金伝説もあります。

 

石造りの千両箱を明治の全盛期に伊那の石工に作らせて、小判を詰めて屋敷内に秘かに埋蔵したと伝えられています。千両は2億円に相当します。
こうした歴史を踏まえた日和田では厳しい大自然の中で、素朴で哀愁に満ちた数多くの馬頭観音碑が馬大尽(うまだいじん)の盛衰・原家の栄華の夢、盛者必衰の理を知っているかのように静かに今も佇んでいます。

 

※『飛騨の木曽馬と馬大尽(うまだいじん)・原家〛公益社団法人 飛騨高根観光協会長 小坂 守氏 著 より要約いたしまし

 

一位の森八幡神社        飛騨高山御嶽トレーニングセンター

 

ウォーキングから戻ると、またさまざまな測定と心理検査をします

日本全国の高校・大学・各種団体が高地トレーニングに来ています

低酸素トレーニング器具

 

私達が参加したウォーキングと同じように、誰でもが参加できるツアーをご紹介します

☆歴史と自然から高根の暮らしを知る!『御嶽山の石仏巡りツアー』ベテランガイドの紹介

御岳山や乗鞍岳の高い山々に囲まれた高根町日和田地域は、信仰心も篤く独自の文化が多く残る山里です。
騎馬戦が勝負を左右した戦乱の世に、優秀な木曽馬を供給して財を成した旧原家の栄華の夢の逸話が残る豪邸の跡、そしてその埋蔵金伝説もあります。

この木曽馬の安全と供養を願って建てられた馬頭観音碑と御岳山の山岳信仰から、石神仏が600体を越えて祀られています。
そんな貴重な地域を素晴らしい自然と歴史、そして数多くの馬頭観音碑と石神仏をベテランガイド4人に案内していただけます。

 

森越八幡神社

日和田地区で現存する最古の住宅

 

小坂 守さんは郷土史にたいへん詳しく、案内していただき日和田地区に興味を持ちました

 

☆『御嶽山の石仏巡りツアー』工程表

午前9時30分 飛騨高山御嶽トレーニングセンター集合・説明
午前10時 飛騨高山御嶽トレーニングセンタースタート
〇日和田地区 鎌倉街道-日和田の血取りの後山-国指定天然記念物のイチイの原生林-ナタギ沢-一位の森八幡神社-延命地蔵堂-馬頭観世音-田の神-旧原家-御鍬堂-覚明堂-前坂峠-飛騨高山御嶽トレーニングセンター到着
〇小日和田地区 前坂峠の石仏群-前坂峠南坂の-森越八幡神社-山伏の墓-千人塚-小殿丸の墓-馬頭観世音像小日和田馬頭観世音
〇留之原地区-山の神-馬頭観世音-開拓の祭場-開拓団と開拓碑-馬頭観世音-留之原祭場-池ヶ原馬頭観世音
午前11時30分 飛騨高山御嶽トレーニングセンター到着
午後12時 解散

 

☆『御嶽山の石仏巡りツアー』詳細

日程:毎月第3日曜日 ※5名以上は日程・時間・コース等ご相談ください
集合場所:飛騨高山御嶽トレーニングセンター
岐阜県高山市高根町日和田1180 Tel:0577-59-2258
集合時間:午前9時30分
所要時間:2時間ほど
定員:30名
参加費:1,500円/一人(傷害保険)
問合せ先:特定非営利活動法人ワイ・アイ・ケー
岐阜県高山市高根町日和田1180 Tel:0577-59-2258

 

高山市役所高根支所次長の中井剛彦さんはカメラマンをつとめて頂きました

 

☆ツアーガイドのみなさん

小坂 守 :高根町郷土史研究家。教科書には載っていない歴史ロマンと一緒に石仏を巡りましょう

〇小坂さんは郷土史を勉強されていて高根町・日和田地域のことに詳しく、そして興味深く紹介していただき感動しました

上田榮勇 :山大好き、写真大好き、山のエキスパート。楽しいお話と共に、絶好の景観ポイントをご案内します。

中田直太郎:蜂蜜採り名人。高根には沢山の野生動物がいます。運が良ければ、ウサギ・キツネに出会えるかも!

中田昭治 :高根の石仏と大自然の素晴らしさを紹介します。

 

杣ヶ池には美しい娘の伝説があります

クロスカントリーのヒィールドがありウォーキングもできます

 

有名な御嶽トレーニングコース   私達が歩く姿を見た地元の人がショウゴイン大根を届けてくれました

 

※ 宿泊施設:野麦街道宿場・塩沢温泉 『七峰館』が近くにあります
〒509-3411 岐阜県高山市高根町上ヶ洞290  Tel:0577-59-2326
地元の食材を使いここならではの料理でお迎えしていただけます
グループの場合は高山市内までの送迎サービスもあります
日帰り温泉 大人500円 子供300円 水曜定休日
『七峰館』は下記のホームページで見られます

塩沢温泉七峰館へ、ようこそ!

 

石仏の詳細な写真と説明は下記のサイトで見られます
http://kazesasou.com/hotoke/gifu/_gifu_hiwadakougenn-1.html

 

http://kazesasou.com/hotoke/gifu/_gifu_hiwadakougenn-2.html

 

http://kazesasou.com/hotoke/gifu/_gifu_hiwadakougenn-3.html

 

山王山登山道整備準会 高橋正次

 

下有知ふれあい文化祭を開催

第16回下有知ふれあい文化祭を10月26日(土)・27日(日)の両日下有知ふれあいセンターにて開催し、大勢の区民の皆さんが来館されました。

オープニングセレモニーでは、来賓のあいさつの後「あいさつ・安全標語」の入選者の表彰が行われ、小学生1年生から保護者の皆さんまで23名の方が受賞されました。

セレモニー終了後には、下有知中学校吹奏楽部の皆さんによる演奏と3年生の皆さんの合唱が披露され、来館者の大きな拍手を受けていました。

また、関有知高校書道部6名の皆さんによる書道のパフォーマンスが行われ、特大の筆による見事な文字が書きあげられました。

館内では、区民の皆さんや地区内の保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校、施設の皆さんやふれあいセンターで活動されている団体の作品が展示され、大勢の皆さんがじっくりと鑑賞されていました。また、調理室に設けた喫茶コーナーでは皆さん楽しそうにコーヒーを飲みながら歓談していました。

二日間で500名以上の皆さんが来館され、芸術の秋を楽しんでいかれました。

作品を出品していただいた皆様、来館された皆様大変ありがとうございました。

令和元年10月31日 下有知ふれあいセンター

下有知地区の要望書を市に提出

 

今年度も下有知地区内危険個所の改善等を市に要望しました。
 

各自治会等から出してもらった要望個所を8月24日に各区長、土木水利委員の皆さんで現地確認を行い、9月27日に松田・池村両市議会議員とふれまち役員及び土木水利委員長にて市長に要望書を提出してきました。

今年度は、昨年度からの継続分33件と新規分44件を要望しました。

これを受けて、10月1日に市役所土木課・農林課の職員が現地確認に来られ、ふれまちの役員も同行し現場説明を行いました。

ふれまち協議会においても、早期に改善をしてもらえるよう働きかけていきたいと考えています。

 

区長による現場確認

市長に要望書を提出(関市役所)

市土木課・農林課職員と現地確認




令和元年10月31日 下有知ふれあいセンター


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